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50周年のお年忌は 「椿の木」で



先日、ご近所さんから

「お年忌で50周忌をする際に、椿の木を支度してと

お寺さんに言われたけど どうすれば良いの?」

と相談された棟梁。


我が家の方では まだ50周忌をするお宅が多いです。

その50周忌の時は、卒塔婆の代わりに

椿の木」を使います。


椿の木は、文字を書くところを削っておくのですが、

それをご存知の方は 我が家に持って来られるので

いつも棟梁がササっと削って差し上げています^^


この日、ご近所さんが支度された椿の木。

ご自宅のお庭のものだそうです。



立派な椿の木です。





枝は一本のみ付けたまま、後は要らない枝を払い、

文字を書くところを削って 完成です。



お施主さん、ちょっと日数が早めに切って来られたので

「萎れないように水につけておいてね」と

お願いして お渡ししました^^

もちろん、これはお代はいただきません。



我が家も十何年か前に、50周忌を行いました。

50周忌が済むと 仏様から地の神様に変わり、

家の敷地、北西の一角の小さなお社にお祀りします。



今ではなかなか50周忌までお年忌をするご家庭が 少なくなりましたが

改めて大切な事かなと感じます(ー人ー)





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